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訪問リハビリのバイト

【実際いくらもらえるの?】訪問リハビリのパートで働く理学療法士の1日の収入

【実際いくらもらえるの?】訪問リハビリのパートで働く理学療法士の1日の収入

 訪問リハビリの非常勤や1日のバイトなどを検討されている方は、実際いくらもらえるのか、とても気になるところだと思います。

 本日は、訪問リハビリでパートとして働く私が1日いくら稼いでいるのかをお伝えします。

 そして、もし訪問リハビリの非常勤や1日バイトで働くとしたら、どんな事業所が稼ぎやすいかも合わせてお伝えしていきますので、合わせてご覧ください。

【実際いくらもらえるの?】訪問リハビリのパートで働く私の1日の収入

 ずばり、結論は1日23,250円前後です。

 以下、どのようにしてこの給与が決まっているのか書いていきます。

 訪問リハビリで非常勤として働く際に、給与形態は大きくわけて二つに分かれます。

  • 件数制…訪問する件数で給与が決まる
  • 時給制…拘束時間で給与が決まる

 私は件数制で働いています。この働き方を選んだ理由は、わかりやすく、ある程度件数が確保できれば稼ぐのに効率がいいからです。

 件数制では、1件40分あたり3000円、60分あたり4250円が平均的です。私も平均にもれずこれくらいの給与をいただいています。

 大体1日6件訪問していますが、実際に発生する給与は、その日によって、1件あたりの時間にばらつきがあるので、大体の値段を書かせて頂きました。

 実際のところ、訪問リハビリってどれくらい報酬が発生するのか気になりますよね。1件あたりに発生する報酬は以下の通りです。

 要介護者への訪問看護のリハビリ 297単位/回 20分あたり2,970円

 要支援者への訪問看護のリハビリ 283単位/回 20分あたり2,830円

 医療保険の患者への訪問看護のリハビリ 1回(40分〜90分まで)5,550円

 ※この料金は全国共通です。

 つまり、介護保険で訪問リハビリを提供する場合は、40分(2単位)だと5,500〜6,000円弱、1時間(3単位)で8,500〜9,000円弱の収益が発生します。

 ですから、件数制の場合は大体半額前後が給与として還元されている印象です。

 これが、時給制の給与形態だと、時給1,800~2,500円前後と若干幅があるという事と、件数を重ねると若干損になります。時給が高値の2500円だとしても、件数制と同じくらい稼ぐには休憩時間を含めないで9時間半も働かなくてはなりません。

 ちなみに私は車で直行直帰で仕事をしているので、訪問リハビリで実際に拘束されている時間は休憩時間を抜かすと8時間程度です。

訪問リハビリのパートで稼ぐならどんな職場がおすすめ?

病院よりも事業所がおすすめ

 もしあなたが訪問リハビリのパートとして効率よく稼ぎたいのであれば、病院ではなく、訪問リハビリに特化している事業所を選びましょう。

 理由は、事業所の方が比較的件数制を採用しているところが多く、1件あたりの給与も高い傾向にあるからです。これは、他に併設している部署がないため収益に対して給与が還元されやすくなるためと思います。

 (リハビリ自体は業務上、人件費を除けばさほど消耗するような費用はないので…パソコンや携帯機器、車、バイク、駐車料がほとんどかと思います。)

直行直帰を取り入れている事業所

 直行直帰とは、自宅から直接訪問に向かいリハビリを提供し、訪問が終わったら用がなければ直接自宅に帰ることができる仕組みです。

 訪問リハビリに特化している事業所でないと採用するのが難しい通勤スタイルです。そして、都心から離れている事業所が比較的このスタイルを採用している印象です。

 直行直帰は、職員一人一人に車一台をレンタルするような事業所でなければ難しく、都心だとバイクか電動自転車が主たる移動手段である事業所が多いため、難しいのではないかと思います。

 情報伝達やホウレンソウ業務がしっかりできれば、かなり便利な仕組みです。ちなみにこのスタイルだと拘束時間も少なく稼ぐ効率も良いです。

1日のバイトの場合には、車をレンタルしてもらえることはまずないので、その場合は直行直帰は難しい。


 訪問リハビリの時給や件数あたりの給与は、地域や事業所によって異なります。

 気になる際は、お住まいの近くにはどんな職場があるか調べてみましょう。

 ちなみに、もし職場を探す場合には、転職サイトよりも、転職エージェントを利用する方がおすすめです。理由は、転職エージェントはその人にあった非公開の求人を見せてくれたり、給与交渉や、勤務スタイルなど、直接は行いにくい様な交渉を変わりにしてくれるためです。